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「何でって…そっちこそ学校よ?」
途中までだったが確かに一緒に帰ったはずだった。
「あ~私達は陸上部のマネージャーやってるんだよ。」
類が代わりに答えてくれた。
二人とも水色に白いラインが入ったジャージを着ていた。
でもやっぱりツインとポニーは欠かして無い。
「あっ…愛ちゃん類ちゃん。あの人って」
「もう、愛、類でいいんだよ!私達も千瀬って呼ぶから。」
愛が少し怒った様に言った。
「あっごめん…じゃあ愛、類、あの人って」
二人は向こうに視線を向けて話した。
「うん。あれは美雨だよ。高跳びとリレーをやってるの。」
グランドでは、蓮池君が高跳びの練習をやっていた。ゆっくりのステップから徐々に加速していき、華麗なジャンプを見せる。
素人の私が見ても魅了する程だ。
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