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「そんな事がね~…」
にわかに信じられ無い。第一印象があれだから。
「所で蓮池君の名前なんて言うの?」
彼女はちらっと彼を見て答えた。
「「美雨よ。」」
「ミュー?」
「み・う。美しい雨と書いて美雨。」
愛は、はにかんだ用に答えた。
「美雨かぁ…」
「いい名前よ。とても彼に合ってるわ。」
類も笑みを浮かべながら蓮池君を見た。
私も彼を見ているが?一向に起きる気配も無ければ肩が上下に動いていた。
「…ねぇ、類ちゃんって、蓮池君の事好きなの?」
すると類は、クスッと笑って答えた。
「昔はそうだった。愛だってそうよ。でも、彼は私達を恋愛の対象として見てなかったわ。」
類の話しは、本当に好きだったと思われる。
私は今まで恋愛経験0だし、好きな人も居なかったから、正直この話しは余り解らない。
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