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なぜなら俺がいくら
苦しくて
苦しくて
息が出来なくても
詩乃がいくら夢の中でも
いくら深い眠りでも
すぐにわかるらしく
詩乃はすぐに起き
俺をすぐに抱き抱え
俺にすぐに薬を吸わせて
俺を助けてくれるからだ
すごく感謝している
俺は
苦しいとか
息が出来ない日
の事は
次の日には残念な事に
まったく
覚えていない
でも詩乃が次の日まで
側に居て
ズットズット
さすってくれてるから
こそわかる事だ
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