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この日は朝から晴天だった。
大学への道には桜が咲き乱れ、時折、風が吹くと美しい桜吹雪となっていた。
大河はのんびりと通学路を歩いていた。
大河が住んでいるワンルームマンションから通う大学まではあるいても五分くらいの距離であった。
「あれっ?」
通学路の途中にあるゴミ置き場に古くなってすててあると思われるノートパソコンが置いてあった。
「ラッキー!」
大河は喜んだ。
まだ、つかえるパーツがあるかもしれない。
機械オタクの大河はノートパソコンを鞄に入れると学校への道を急いだ。
それが二人?の出会いになるとも気付かないままに。
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