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昔のこと―
あんまり覚えてないと言ったら嘘になる―…
あの時は…つらい現実から逃げることしか出来なかった―…
自分は何の為に生きているのか分からなくなって―…
何回も死のうと思った―…
人間はどうしてこんなに脆いものなんだろう―…
どうしてこんなにきつい現実から逃げることしか出来ないんだろう―…
まだ大人になるには早過ぎた―…
まだガキな私が一人でどうこう出来る問題じゃなかったから変わるはずがなかった―…
私は大人になることは望んではない―…
ただ自分の問題を他の大人が私を助けてはくれないから―…
その時は自分でなんとかしなきゃと思って大人になろうと思った…だけだょ―…
й続くй→
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