沈黙

2/3
前へ
/50ページ
次へ
    彰は寒さを忘れたかのように少しづつ沈んでゆく夕陽を見ていた。 すると彼女が一言言った 『綺麗ですね』 彰が上の空の返事するとすると彼女はクスクス笑いだした。   「どしたん?」 『先輩全然変わってないな~て思って』 「何が?」 『何かに集中すると他のことはいつも上の空なんですよ』 「そうやっけ?」 『そうですよ~(笑)』
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加