ラブホテルの処女

出会い

モデル…と言っても顔は写さない。
もちろん卑猥な画像は決して載せない。

それは目的が変わってしまうし、私の体を晒す事は恥ずかしくて出来ない。

お風呂の雰囲気を写す為に泡風呂にして、泡で体を隠して写真を撮る。

少しきわどい方が、見てる側はドキドキしてくれて、軽く興奮状態になってくれれば”こっちのもの”なのだ。

冷静な気持ちでラブホなんて選んでたらつまらない。
少しドキドキして、『楽しそう』と思ってほしいのだ。

ピンク色の照明が官能的なお風呂は大人２人が余裕で入れた。

レイカは私とアイルにカメラを向け、２人で広々入れる事が解るように写真を撮った。

「相変わらずアイルは色気が無いわね」

裸ではしゃぐアイル。初めてお風呂に入った日、２人が平気で服を脱ぐのに私一人脱げず、どうしたの？と不思議な顔をされたものだ。
そしてレイカの色気に気後れした事を話すと「歳も経験も違うじゃない」と笑われた。

そして私は処女を喪失した時に色気が出るものと思っていた。しかし、アイルにはそれが無いらしい。
アイルは、絵に描いたような妹キャラ。色気はそこまで必要では無いみたいだった。