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そしてその後パソコンを貰い、インターネットの環境が整うまでに半月かかると知り出鼻をくじかれた気分になった。
翌日、会社で彼は何事も無かったかのように私に接してくれた。
私も午前中だけ、意識してしまったが、気付いたら何も考えずに過ごしていた。
責任者会議では、彼が来月から主任になる事を告げられた。
そしてレイカから、メールが来た。
『パソコンは買ったの?』
すかさず返信した。
『レイカ今日時間ある?少し聞いてもらいたい事があるんだけど…。』
レイカに話してみようと思った。
アイルには少し言い難かった。何故か、アイルには聞かれたくなかった。
メールが来た。
『私だけ?アイルは誘わないの?』
『出来たらレイカにだけ話したいの』
『お断りするわ。』
冷たいメールが届いた。
『ユリはアイルをどう見てるの?私は対等に見てるわ、歳がかなり離れてて、アイルが妹キャラでも、よ。もちろんユリも同じ。
ユリに何があったかは知らないけど、アイルを見下してる様なら私はユリの話は聞かないわ。ユリなら意味が分かるわよね?』
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