【本文】請負人｜9ページ - 小説投稿エブリスタ

けだるくソファーから立ち上がると、ビールを片手にふらつきながら、パソコンの前の椅子に座った。少し白髪の混じる頭をぼりぼりかき、受信トレーをクリックする。六件の新着メールが入っていた。仕事のメールは無く、ほとんどがお知らせメールだ。だか今到着したばかりのメールの件名を見て、利雄は眉を細めた。件名にはこう書いてあった。 [殺人請け負います]

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