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まだ幼かったあの頃
闇にただ恐ろしさを感じていた
全てを呑みこんでしまう闇に
自分さえも消えてしまうのでわないかと
ただ
ただ
恐怖していた
そして今
私は闇に安らぎを感じている
醜さも
愚かさも
全てを受け入れてくれる闇を
ただ
ただ
優しいと感じる
闇はけして恐ろしくなどないと
全てを呑みこむのではなく
全てを包みこんでいるのだと感じるのわ
私が愚かで醜い人間だからだろうか
それとも
もうすでに
闇に溶けこんでしまったからだろうか
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