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彼に言われた一言で
私も陽子と同じ道を歩もうとしてた。
嫌われたくなかった。
ずっと一緒にいたかった。
彼を失ったら
生きていけないって
本気で思った。
自分の安らげる場所だから…。
陽子も同じだったんだね。
陽子も自分の場所
守ろうとしただけ……。
どうして……、
この道を選んでしまったんだろう。
私には彼がいてくれたから…
見捨てないでいてくれたから……、
だから助かったんだ。
でも…、陽子は………。
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