1 旅立ち

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3人が公園に辿り着くと、再び常雄の頭が光った。 それはもう青々と光った。 声が聞こえた。 『よし、ここならば大丈夫だろう。』 常雄の頭が強く光った。 そして、3人の中央に不思議な生き物が現れた。 「何だこいつは!?」 次郎が声を裏返らせながら言った。 その生き物は、身長が70センチで肌の色が真っ青だった。 そしてその顔は豚そっくりなのに、2本足で立っている。 体には、ぴったりとした銀色のボディースーツを着ている。 「正直、気持ち悪い…。」 常雄は、正直な感想を述べた。 『ぴぎぃぃ!!!何だと!?私は、この銀河系の外にあるポクビッツ星の53代目の王だぞ!!!』 高校生は理解した。 「宇宙人だ…。」 『ん?…まあ、おまえ達から見るとそうなる。』 常雄と次郎も理解しつつある。 『…私の名は、ブイヒョン=トンバルガッツ。長いので、ブイヒョンと呼んでくれ。』 そこで、常雄が手を挙げ異議を申し立てた。 「トンバルの方が良いよ。」 『どっちでもよい!!!』 王は少々、ご立腹だ。 『…本題に入ろう。私がそこの小僧に潜り込んでいたのは、この星で共に闘う戦士を探す為だ。』 高校生が前に出た。 「僕の名は、柴田 雄太だ。」 『………。』 トンバルを除く3人は、自己紹介をした。image=51267894.jpg
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