クゥ

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そして、最後のページ その絵は、他の絵とは少し違っていました いままで、地面を歩いている絵が多かったのに その絵だけは、クゥが少女の肩の上に乗っていました 少女は、自分の肩を見ました 小さな足跡が、服についていました 「ここにいるんだね、クゥ」 そう少女が呟くと、「クゥ」という鳴き声がしました 何もなかった世界にはいつの間にかたくさんの色がついていました
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