17人が本棚に入れています
本棚に追加
しかしある時、少女とクゥは些細なことでケンカをしてしまいます
顔も見たくないと、少女はいいました
それからは、お互いに顔をあわせない日が続きました
ですが、それは少女に以前のような寂しさを感じさせてしまいました
そんな少女を見かねてでしょうか
クゥが彼女に近づき、そっと頬をなめました
しょっぱい味がしました
そう、少女は泣いていました
そのときの気持ちを、少女は「悲しさ」と呼ぶことにしました
それから、少女はクゥを抱いて寝ました
最初のコメントを投稿しよう!