クゥ

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しかしある時、少女とクゥは些細なことでケンカをしてしまいます 顔も見たくないと、少女はいいました それからは、お互いに顔をあわせない日が続きました ですが、それは少女に以前のような寂しさを感じさせてしまいました そんな少女を見かねてでしょうか クゥが彼女に近づき、そっと頬をなめました しょっぱい味がしました そう、少女は泣いていました そのときの気持ちを、少女は「悲しさ」と呼ぶことにしました それから、少女はクゥを抱いて寝ました
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