優side

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理由………。 正直、言いたくない。  けど、、、  緋呂は話してくれた。  だから、オレも話す。  優「………オレ、バスケ好きなんだよね。」 緋「うん……?」 優「でも、下手だった。」 緋「は?!じゅうぶ「緋呂よりは下手だったッ」  オレは、緋呂の言葉を遮って続けた。  優「何かさ…悔しかったんだ。同じ時期に始めたのに、緋呂んがオレより倍以上上手くて。いくら練習しても、緋呂に追い付けなくて。そんな間に、緋呂はどんどん上手くなって。」  緋「それが、辞めた理由…?」  優「んーん。」 オレは左右に首を振った。  緋「じゃあ…何で…?」  .
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