《記憶》第2章「出会い」

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~1年前~ やべぇ~ 一目ぼれってゆう言葉は、この事をゆうのかもしれない。 つぅか、一目ぼれなのか? 窓際の机に座って外を見ている女の子に龍也はくぎ付け。 彼女のオレンジがかった茶色の髪を、窓から吹く風がさらさらとなびかせている。 なんで俺は1年間もこの学校にいたのに彼女に気付かなかったんだぁ 高2の春。。新学期が始まった今 教室で龍也は猛烈に後悔していた。。 新しい担任の挨拶なんか今龍也の耳には入らない。。 ちなみに担任は去年入学した時にもいた。50くらいのおっさん。名前は「安田」なんとか。
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