束縛

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今日は早くあがって、久しぶりに康太と一緒に過ごせる時間だった   康太はケータイで面白いサイトを見つけたといって私のケータイにそれを送った   「あれ?passがあって入れない」   康太はpassを入れるといって私のケータイを手にした   だけどpassを入れるのに時間がかかっていた 私は康太がみているケータイの画面をのぞいた すると康太は電話帳の中の男の人のだけを消していた   「ちょっと!なにするの?仕事関係のもあるんだよ?!」   私がケータイを奪おうとしても康太の力に敵わない   「昨日消せって言っただろ?」   「忘れてた」   「男とは関わるな!!それだけでもう分かるだろ?!!物分かり悪すぎるんだよ!」   康太の顔は怖い 私はどうすればいいかわからない 泣くことしかできない   「泣くなよ!うるさい!」   康太は私のくちを手のひらでおさえた 息が出来ない   するといきなり康太は私を強く抱き締めた   私は康太を離して寝室に向かった
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