光 真

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今日も俺は学校に通う。 「おはよう龍河!!」と桜院が声をかける。 「おぅ」と龍河は答える。 「ってか、お前なんで強いんだ??」と龍河は桜院に聞いた。 「俺はどんな奴も潰す、だから強いんだ!!」 と桜院が答える。 こいつ完全に馬鹿だなと心の中で馬鹿にする龍河だった。 「まぁ昨日の事は忘れな」と桜院は龍河を励ます。「昨日の事なんて気にしてねえよ」と強がる龍河。 「おい、雑魚桜院」どこかから聞こえた。 「誰が雑魚だとこら」と怒りながら周りを見渡す桜院だが周りには誰もいない。 「やぁ、桜院」気付くと後ろに赤髪で顔がかっこ良くて身長が170cmぐらいの男がいた。 「光!!なんで」と桜院は言う。 どうやらその男は光と言うらしい。 「簡単に背後取られちゃまだまだ雑魚だな。」と笑う光。 「あぅっ」痛がる光。 桜院のかかとが光の股間に直撃していた。 「金タマ蹴られるようじゃ、まだまだ雑魚だな」と笑う桜院。 「まぁ久しぶりだな、光」と言う桜院。 どうやら知り合いらしい。 「金タマ蹴るのはなしだよ」とかなり痛がる光。 「ってか誰こいつ」と龍河を指差す光。 「俺の新しい友達だよ名前は龍河」と答える桜院。 そうか、俺は「光真(ひかり しん)よろしくね龍河君。高校は石神高行ってる」と意外に丁寧な挨拶をする光。 「よろしく」龍河も一応挨拶をした。 「ってか何しに来た」と聞く桜院。 「お前等馬鹿だな」と笑う光。 「なにがだよ」と少し怒る桜院。 「君達は見事に流々高を敵にまわしちゃいました」と言い、腹を抱えながら大爆笑する光。 「はぁっ!!どんな奴も潰す」と桜院は言う。 「まぁお前がこんなんで驚くとは俺も思ってはいないよ」と光は笑う。 「俺も全面協力してやるよ。んじゃ俺行くは」と光が桜院の形を叩きどこかに行ってしまった光。 「何もんなんだあの人」と桜院に龍河は聞いた。 「俺の前の高校の友達さ。俺と同じくらいあいつ強いぞ。」と答えた桜院。
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