桜院参上!!

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「そんなボロボロで何ができるんだ!!カスがッ!!」と右ストレートを川田は桜院に目掛けて放つ。 だが、川田の目線から桜院の顔はは下へずれていく、桜院は瞬時に股を開き、川田のストレートを放した右手の袖を左手で掴み、川田の胸ぐらを右手で掴んだ。 そして、川田がストレートで前に掛けている力を利用して、そのまま前に一本背負いをした。 川田は桜院に投げられた。 川田は受け身を全く取れず、かなり痛がる。 「どうしたんすか川田先輩」と笑顔な桜院。 桜院は川田の右手を踏む。 「くあっー指が折れる」と痛がる川田。 桜院は踏むのを止めた。 川田の右手の人差し指と中指は完璧に折れているのがわかった。 「どうしますか。先輩」と聞く桜院。 「わかった、悪かった」と焦りながら謝る川田。 桜院は川田の顔をおもっきり踏みまくる。 そして川田の顔は血で染まる。 もう川田はのびている。 「ありがとな…龍河」と桜院は照れながら龍河に礼を言った。 龍河は目を大きく開けながら、ただ震えていた。 「どうした龍河」と桜院は聞く。 「俺ら終わりだよ、川田なんか倒したら、流々高を敵にまわしたのと同然だよ」 と震えながら龍河言った。 この重大さにまだ気が付かない、桜院だった。 のちに桜院も気付くだろ、この重大さに… 「どんな奴も俺は潰す」と笑う桜院だった…
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