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桜院参上!!
俺鈴木、行きたくない学校に行かないと出席日数が足りないらしいから今日は仕方なく学校に通う。
何ヶ月ぶりかな??
まぁ良いや、取りあえずいくか。
今日室に龍河が入った、皆龍河を見ている、それも無理はないだろう、学校を一ヶ月以上休んでいたんだから…
「はーい!!皆席に付け!!」と先生が言う。
「今日は昨日言っていた…」
と言うと皆がザワザワと騒ぐ。
「転校生の事だよな!!」
となりからチラリと聞こえた。
転校生??まぁ誰でも良いや、俺には関係ない…
「静かに!!昨日言ってた転校生の事だが…まだ来ていないのだよ…」
と先生が溜め息をつきながら言った。
「はぁ!?転校初日から遅刻??馬鹿じゃないのそいつ!!」とクラスの不良気取りのハゲの賀田がキレた。
その次の瞬間…「誰だ!!俺の事馬鹿呼ばわりする奴は!!」何処から謎の声がした。
ガタン!!
後ろの方から音がした。掃除用のロッカーから誰かが出てきた…
「俺は桜院京だ!!」
なぜっ!?そこから登場??と心のなかで龍河は桜院に激しく突込む。
「まぁ驚くのも仕方ない!!」と桜院が偉そうに言う。
よく見ると、桜院は髪が青色で左耳にピアスが開いている。
それに反応した賀田は即座に近寄って「お前調子こいてんじゃねえぞ!!」と喝をいれた。
「どうしたたこ焼きマントマン!!」と桜院が賀田を馬鹿にする。
「だとこら!!」殴りかかる賀田…
桜院の顔面に賀田のパンチが入ろうとした瞬間、「邪魔」腹に物凄スピードで桜院の蹴りが賀田の股間に直撃!!
何も言わず泣きながら賀田は倒れる。
「先生俺の席は??」
先生はビビりながら「一番右後ろの隣りだ。」
その席は俺の隣りだった…
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