28人が本棚に入れています
本棚に追加
「帽子屋はワタシたち城の勢力とまともにやりあえるほどの力があるから平気よ」
白うさぎはアリスの手をひきながら走る。
アリスは自分の息があがっているのを感じていた。
辛い
「ハートの城に行けば、王が帽子屋を助けるはずよ。あいつだって物語には欠かせないんだから」
アリスは目の前に光る扉が現れたのに気がついた。
「ハートの城への扉だわっ」
白うさぎは嬉しそうに笑った。
アリスは白うさぎとともに光りの扉に飛び込んだ。
最初のコメントを投稿しよう!