私の闇について

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私の周りには、小さな頃から、歳の離れた男の子がたくさんいた。 三つ年上の兄や何人かの幼なじみ…親戚のお兄ちゃんに父親の子分達。 赤ちゃんの頃から、周りの男の子や男の人には、可愛いがってもらえてた。 みんな、家族同然だった。 私が幼稚園に入った頃、それは始まった。 兄はよく、父親のエロ本を、私の前で広げては、熱中して見ていた。 男の子にはよくある事だろう…ただ兄は早かっただけだと思う。 字なんか読めず、その本が何の本かさえも知らない私は、その行為をただ見つめるだけだった。 本を読むだけでは足りなくなったのか、ある行為をするようになった。
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