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気が付いた時、私は闇の中にいた。
しばらくの間、真っ暗な闇の中をさ迷っていたら、何処からか声が聞こえた。
『汝は、復讐を求めし者か?』
「えぇ、そうよ」
私は躊躇わずに答えた。
『汝はこの真っ暗な闇と共に永久に生きていく誓いが出来るか?』
私は一度周りを見渡してから答えた。
「別に良いわ。私はただ復讐がしたいだけだから。」
『なら、お前に闇の力を授けよう。』
そう言われると、私の体に闇がまとわりついた。
次に目を覚ました時、私は闇の力が自分のものになったのが分かった。
私は闇の力を得た悦びをしばらく噛みしめていた。
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