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だが、きっと嘘を付いてもばれるだろうと、息絶えた彼を中に引き入れ、城へと帰った。
父親である、現国王に正直に話した。
話は聞いてくれて、まずは彼の両親を探して、それから裁判となった。
亡くなった彼の両親は、もう助からなかったと、俺を庇った。
王子には何も罪はないと‥。
罪があるなら、気が付かなかった私達だと。
だが、王族の身である王は、俺に有罪にした。
王子だからこそ、甘くはみず、判決を下した。
まず、禁じられた魔法を許可なく使用した事。
過失があり、僅かな命を奪ったと言う事。
そして俺は王族を剥奪、この星からの追放。
ここから出る準備をして居ると、親父が顔を出した。
王と言う立場上、庇ってやれずに追い出してすまないと。
父親はこの世界を大事に思うからこその判断だと思い、俺は罪を償うと言った。
一人になり、様々な世界を見て回った。
同じ星の出身の作った星や、全く誰の手も加えられて居ない星を。
何もない星を見つけた。
光が無く、闇と土しかない星を‥。
俺はそこに決めた、まずは自分の住むスペースを空に浮かべ、外部からは何も衝撃を受けない様に作った。
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