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このまま消えてしまうのは嫌だ!
そう思った時、私は形振り構わず叫んでいた。
はじめは弱々しい声でしか出ない。
声を出す度に世界が激しく揺れる。
もう言葉すら理解出来ない。
私は必死になって叫んだ。
喚いた。
「あー!・・・
あー!あー!
あぁあ~!
ケ~、ケ~ン!
ケン!
あぁあ~!!
あああああ~っ!!
あーっ!」
ケンは飛び起きた。
私のとんでも無い格好を見てロフトから飛び降りた。
「何?!何があったの!
どーしたの!」
ケンが起きた安心から何を聞かれても私には答える事なくそこで意識を失った。
後日談だが、ケンは自分が寝ている間に私が暴漢に襲われたと(レイプされた)思ったらしい。
ケンらしい発想だか、私はそんなか弱い玉じゃあない。
そんな奴に遭遇したら、当時の私は暴漢野郎を刺し違えても殺しに行ってるよ。・・・・・・絶対💣👍💥
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