いつの日か

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「・・・はぁはぁ・・・ねぇリク。・・・赤ちゃんの名前考えてくれた?」 僕は前から赤ちゃんの命名をヤヨイから任されていた。 「うん。考えておいたよ。赤ちゃんが生まれたら教えてあげるね」 まだ男の子が生まれるのか女の子が生まれるのかは、まだ助産師さんには聞いていなかった。 生まれてからのお楽しみにしたかったのだ。 「そっか・・・ありがとう。うっ・・・生まれそう・・・」 ヤヨイの顔が一段と険しくなる。
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