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「このまま私が悪いみたいな事になって、主人が正当化されるのは許せないんです。」
「そうですよね…。
先に由利子さんにひどい事をしたのは旦那さんなんだ。だから、あなたが一方的に責められるのはおかしいと思います。
だけど、やっぱり僕が謝りに行った方が…」
「いいえ、そんな事はしなくていいんです。
私、主人とは別れるつもりですから…。
そこで、村上さんに頼みたい事があるんですけど…。」
彼女の頼みとは何だろうか…。
良いことなのか、悪いことなのか…。
ここで、
「主人を殺してほしいんです」
とは、まさか言わないだろう。
火曜サスペンス劇場じゃああるまいし。
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