-最終章-

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「助かった? 嘘…?」 「ホントですよ♪」 西田の話によればあの後、眠ってしまった後、目を覚ますともう夜は明けていて船長が迎えに来てくれていたという。 あんなに開かなかった扉や窓も船長が来た時にはなんの抵抗も無く開いたそうだ。 泗水館の中には和人達3人以外の人物の死体が散乱していたため警察が後から泗水館へ出向くそうだ。 河相や西田は起こったことを船長にありのままに説明したが信じてもらえるわけも無かった。 港に戻った翌日には事情聴取を受けなければならないらしい。
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