1「狂奏曲」
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「マック君には、赤い花が似合う」 いつの日だったろうか、あいつが言っていた。赤い花が似合うって。 「こういうやつか?」 近くに群生していた赤い花を摘もうとした。ジョシュアが小さく「あっ」と言ってその手を止める。 「マック君、それは彼岸花だから、触っちゃ駄目だよ」 「何でだ?」 「彼岸花には、毒があるから。」 風が彼岸花を揺らした。赤い毒の花が風に揺られていた。
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