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僕は、彼女が仕事を終え、この部屋へ帰ってくるのを、毎日首を長くして待っている。 彼女は帰ってくると、食事の準備や、メイク落としはそっちのけで、まず僕にその日にあった出来事を話してくれた。 僕はうんうん、と、ただ聞いているだけだったが、その一方的な時間がこの上なく好きだった。
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