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町中が白で覆われた冬
「ずっと一緒」と言った君
少しはにかんで僕は笑う
白い息をはく
寒いのではなく温かい
手と手を握りあっているから
さぁ何処までゆこう
「好き」なんていらない
「愛してる」が欲しい
雪を踏んで感じて、見て
スタートを共に行こう
雪が溶け、白はなくなる
代わりに桜の優しさが僕らを包む
どんどんゆっくり加速する心
永遠のしるし
キスしては愛を感じて、
僕らは深くなる
愛し合う
今年も桜の樹の下で
天に目を向け君を思う
もう逢えずとも愛を伝える
桜の花びらと共に
愛を歌い続けよう…
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