10人が本棚に入れています
本棚に追加
/34ページ
ドクン、ドクン、ドクン、ドクン
心臓の音が、激しく鳴り響く。
ドクン、ドクン、ドクン、ドクン
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
男はベットから飛び起きた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ
今のは……
ゆ…め…??
どんな夢だったかが思い出せない」
男は今、夢を見ていたようだ。
しかし、その内容を思い出せないでいる。
「心臓が、激しく脈打ってら……
興奮しすぎたな…
もう寝れないや」
チュン、チュン、チュン、チュン
鳥の鳴く声がする。
「もう朝か……
見てた夢…
思い出せないや」
「裕亮~朝食べるの??食べないの??」
階段の下から母の声がする。
「今、行くよ」
最初のコメントを投稿しよう!