泡沫

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私はまるでシャボン玉のようだと笑う君。 フワフワと宛てもなくさ迷い、最後には消えてなくなる。 一瞬の花。 君はまるで波のようだと呟く私。 寄せては返し、掴めない、終わりなどない。 永遠の花。 私は消えゆくもの。 君は残されしもの。 決して交じることはない。 こんなに悲しくて、 こんなに切なくて、 こんなに苦しいものならば、 初めから求めなければよかったのかもしれない。 それでも、君に触れたいと思う私は運命に抗い続けてる。
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