4人が本棚に入れています
本棚に追加
私はまるでシャボン玉のようだと笑う君。
フワフワと宛てもなくさ迷い、最後には消えてなくなる。
一瞬の花。
君はまるで波のようだと呟く私。
寄せては返し、掴めない、終わりなどない。
永遠の花。
私は消えゆくもの。
君は残されしもの。
決して交じることはない。
こんなに悲しくて、
こんなに切なくて、
こんなに苦しいものならば、
初めから求めなければよかったのかもしれない。
それでも、君に触れたいと思う私は運命に抗い続けてる。
最初のコメントを投稿しよう!