公衆電話から

2/7
前へ
/132ページ
次へ
俺の名は『斉藤 銀』 学校帰り、いつもの帰り道に見覚えのない公衆電話があった…気にしないで通り過ぎた直後に呼び出し音が鳴った… 銀:…誰だろう?? 周囲には誰もいない 銀:まさか俺あてか!?誰かの悪戯か(笑)イイゼ。ハマってやるよ。 軽く考えてた俺は公衆電話に入り電話をとった。 ???:取らないと思ったよ… 聞いた事もない声だった。 銀:ゴメン…呼び出しが鳴ってたからとっさにとってしまったんだ ???:フフフフフ…そんな事はどうでもいいよ。君に聞きたい事があるんだ。 会ったことも話した事のない人からそんなこと言われても…と思いながら「何を??」と聞いてしまった。 ???:君『かくれんぼ』って知ってるだろう?? 銀:そりゃー知ってるよ 子供ころ誰もがやった遊びである。 ???:ククク…君の知ってる『かくれんぼ』は普通の『かくれんぼ』だろ?? おかしな事を聞く奴だ…『かくれんぼ』に普通とかあるのだろうか?? 銀:その普通ってどんな意味があるんだ?? ???:フッ、普通の『かくれんぼ』は皆が思ってるので間違いないよ。…だけど僕の言ってる『かくれんぼ』が普通じゃないのさ。 銀:言ってる意味が理解できない ???:今から説明するから慌てるな。
/132ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1935人が本棚に入れています
本棚に追加