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俺の名は『斉藤 銀』
学校帰り、いつもの帰り道に見覚えのない公衆電話があった…気にしないで通り過ぎた直後に呼び出し音が鳴った…
銀:…誰だろう??
周囲には誰もいない
銀:まさか俺あてか!?誰かの悪戯か(笑)イイゼ。ハマってやるよ。
軽く考えてた俺は公衆電話に入り電話をとった。
???:取らないと思ったよ…
聞いた事もない声だった。
銀:ゴメン…呼び出しが鳴ってたからとっさにとってしまったんだ
???:フフフフフ…そんな事はどうでもいいよ。君に聞きたい事があるんだ。
会ったことも話した事のない人からそんなこと言われても…と思いながら「何を??」と聞いてしまった。
???:君『かくれんぼ』って知ってるだろう??
銀:そりゃー知ってるよ
子供ころ誰もがやった遊びである。
???:ククク…君の知ってる『かくれんぼ』は普通の『かくれんぼ』だろ??
おかしな事を聞く奴だ…『かくれんぼ』に普通とかあるのだろうか??
銀:その普通ってどんな意味があるんだ??
???:フッ、普通の『かくれんぼ』は皆が思ってるので間違いないよ。…だけど僕の言ってる『かくれんぼ』が普通じゃないのさ。
銀:言ってる意味が理解できない
???:今から説明するから慌てるな。
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