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すかさず物陰に隠れる二人だが参加者だった。
浩司:夜の学校はやっぱ怖いな…
気が付くと辺りは暗くなっている。
波:電気位つけろよって感じだよね(怒)
学校には電気などない。オレンジ色の微(カス)かな照明だけである。
拓也と愛が参加者だと気付くと「脅かしてみよーぜ(笑)」と笑いながら拓也が言った。
浩司と波が階段を降りて来た瞬間に拓也が大声で『ワァ!!』と脅かす。
二人の悲鳴が学校中に響いた。
拓也:馬鹿かお前ら(怒)悲鳴あげてどーすんだよ!!
馬鹿はお前である。
浩司:ふざけんなよ(怒)こんな場所・こんな状況でそんな事する奴が普通いるか??
波:こんな馬鹿ほっといてここから離れよう(怖)私達の悲鳴で気付いた鬼がくるかも…
「かも」ではない。もぅ居るのだ。しかし存在に気付かない四人は二人ずつに別れて移動する。
存在に気付かない理由は鬼が「透明」だからである。
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