公衆電話から

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???:私の問いに対し無言のまま切った場合は強制的に参加者とみなす。 俺は目の前が真っ白になった… ???:そゆことだから今日の深夜12時に迎えにくるよ…ヒヒヒヒヒ 不気味な笑い声が最後だったのだろう。頭痛はなくなり声が聞こえなくなった。 銀:12時…ホントに迎えに来るのだろうか… 不安なまま家に帰った。家族には話していない。怖くて話せないのだ。色々考えてる時家の電話が鳴った… 銀:誰だろう??友達なら携帯にかけてくるはず… 母親がとったのだろう。「銀、女の子から電話よ」 銀:女の子??誰だろう… 二階から一階におり受話器をとり「もしもし」と言う前に ???:アナタが銀さんね??私は『鬼役』のサトミよ。今日迎えに行きます。 そーゆうと電話は切れた。 銀:このままだとヤバイ…だけどどーする?? 不安がさらに極限まで高まる 時は刻々と刻み… PM11:59… 銀:後一分……30秒…10秒…9・8・7・6・5・4・3・2・1・0…誰も来ない!? ベットに座りキョロキョロする。が五分たっても気配がない。やはり悪戯だったのだろうか??でもあの頭痛は??訳のわからないまま横になった。その時…目が合ってしまった。天井に居たのだ!!
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