死体曰く、

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「そしたら、その人はあたしをじっと見て」 「そう思いますか、いいと思ってくれますか、そう言った」 「現実が最初から一つに決まらなくても、本当にいいですか、自分に決める形で、本当にいいですか、そう言った」 「真剣な目だったよ」 「そりゃもう怖いくらいにね」
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