51人が本棚に入れています
本棚に追加
/72ページ
伸ばされた半蔵の手が俺の頬に触れる。
「っ！」
「孫市が構ってくれぬ故、少々欲求不満でな」
そう言って半蔵は首筋に唇を押し当てる。
微かに湿った感覚に肌が粟立つ
「やめ…っ」
腕を振りほどこうとするが、半蔵は予想以上に力が強かった。
「大人しくしていればすぐ終わる…」
着物に手を入れられ指先が突起に触れる。
「ひぁ！」
「三成殿、可愛いな…」
「言う…な」
そう言った半蔵の眼は妖しい光を湛えている。
最初のコメントを投稿しよう！