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左近のをくわえたまま、口内のものを少しずつ呑み込む
「あの…」
喉を鳴らしそれを全て下すと、体液にまみれたそれを綺麗に舐め取る
「半蔵さん…っ!」
無視に耐えかね、左近が拙者の顎を持ち上げた
「…どうした?」
「どうした、じゃありませんよ。随分好き勝手やってくれましたね」
そこまで言い、左近は何かを思い付いたように言葉を続ける
「次は俺の番ですよ?」
「…」
決まり切った言葉に溜め息も出ない
「覚悟してくださいよ」
じりじりと顔を近付ける
左近を無視し、さっきまで弄んでいたモノを掴む
「これでか?」
「え…!?」
それはさっきと同じ物と思えない程、堅さも熱さも無かった
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