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「…」
「悪かったって言ってんだろ？」
「…ふん」
さっきから半蔵が軽蔑したような…いや、軽蔑した目で俺を睨んでいる。
「っ大体、半蔵が誘ってたんだろ！？」
押し問答に痺れを切らし半蔵にも原因があることを叫ぶ
「心当たりが無い」
「くっ…じゃあ俺を見る目付きは何だったんだよ！」
苦し紛れに言うと、半蔵は目を見開き驚いた
「…それ、は」
顔を上げると耳まで赤くなった半蔵が居た
「……に…似てたから…」
「え？」
…つまり俺は
半蔵の想い人の代わりになっていただけだった。
―了―
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