汗と青春と部活のプレリュード

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「違うんだ!どこかに付き合ってくれって言う意味だ」 その粘り!納豆の如し!! 「えー……嫌だよ。遠山と二人きりとか見られて誤解されたら僕学校来れなくなるよ」 酷い発言ではあるが普段の遠山の行動を見れば皆納得するから可哀相というか……自業自得というか…… 「今なら洗剤も野球のチケットも付ける!」 納豆の如し!! あ……野球のチケット欲しい…… 「ええい!誠も付ける!」 納豆の(以下略 「ま……マジで!?持って帰っていいの!?」 物凄い食いついた未知。……それでいいのか遠山。つか俺って一体…… 「……遠山。俺売り物じゃないんだけど」 じと目で見るが遠山にはどこ吹く風のようだ。 「誠が行くなら僕は北極でもエジプトでもガンジス川でも誠の家のベットの上……うわぁ!それはまだ早いよっ!いくら僕でも恥ずかしいんだぜ!」 顔を真っ赤にして両手で押さえイヤイヤと首を振る未知。 未知が壊れた!?後半ヤバイですよ!? 「……って俺意味ねえええ!!」 やっと自分が可哀相な子だと気付いたようで、膝を着く遠山。
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