氷の薔薇

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春になり高校3年になった俺の名前は嘉山海斗。見た目は少し長めの黒髪に178cmの身長。いたって真面目な高校生。 「よう、海斗」 俺は名前を呼ばれて振り向いた。 「お、雅樹じゃん」 こいつの名前は坂本雅樹(さかもと まさき)見た目は短めの茶髪に170cm位の身長。俺の親友。 「海斗、お前また喧嘩したのか?」 「なんで分かったんだ?」 「ほっぺ赤くなってんぜ」 「まじ!?最悪!」 「海斗…喧嘩もいい加減やめとけよ」 「俺だってしたくてしてんじゃねーよ」 そう、俺は喧嘩をしたい訳じゃない。いっつも向こうから仕掛けてくる。これには訳があって。去年の夏、俺は一人の不良に絡まれたんだ。そして俺はそいつを倒した。あくまで正当防衛としてだ。でもここからが悲劇の始まりだ。
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