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それからまた
1ヶ月ごとの再会を毎月続けて
そうやって1年がたった。
私が専門学校に入学して2年。
私は専門学校で
メイクを専攻していたけれど、
2年の勉強じゃまだ納得できず、
就職活動中の2年の秋に私は、
地元から東京へ
上京する決心を固めた。
どうしても行きたかった。
夢を追いかける私にはもう
上京することしか頭になかった。
―陽菜と会えなくなる。―
そんな寂しさが私の足を
何度も引っ張ったけれど、
もう私は大丈夫。
私はこの1年で
大切な人をみつけた。
同じ専門学校に通い
同じメイクを専攻する子。
彼と同じ夢を
追いかけていた私を
好きになってくれた男。
私は彼を好きになるため
付き合い始めた。
陽菜からの依存から
逃れるために…
陽菜をちゃんと
友達としてみれるように…。
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