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「何読んでるの?」
学校の放課後、俺と拓海は小学5年生のクセに家に帰らず学校にとどまっている今日この頃……
不意に俺は、いつの間にか前にいた彼女に訪ねられた。
何で今の今まで気づかなかったと思っていると……
なる程、隣で拓海が爆睡してたから分からない訳か……俺も本に入ってたからな。
「聞いてるの?」
恭「あぁ、ごめん。コレは…カラフルていう本だよ。」
「どんな本なの?」
恭「自分で読めよ。」
そう言って俺は本をその彼女に渡した。しかし未遂になった。
少女は手を出そうとしない。
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