第一章「英雄」

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アブソート「俺の攻撃が相殺された…だと」 エイリア「この攻撃ってもしかして」 相殺された事による爆発の煙の中から黒と青の影が浮かびあがる。 黒き銃士「大丈夫?」 青き戦士「ここからは俺達が相手だ」 エイリア「エックス、それにアクセルじゃない」 ヘヴン「エックスってあのエックス?」 エイリア「どのエックスよ💧」 エックス「久しぶりだね、エイリア」 アクセル「エックスくるよ」 アクセルがいい終わると同時にアブソートが攻撃を仕掛けてくる エックス「何度やっても同じだ、チャージショット」 再び両方の攻撃は相殺された。 が今回はアクセルが追い討ちをかけたことにより状況は変わった。 アクセル「くらえぇ」 アクセルバレットを連射する アブソート「グヌウ」 カイザーの攻撃で掠り傷らしき物を軽くつけるのが精一杯だったボディを一気にひび割れ状態にしてしまう カイザー「…これが核の違いってことか」 アブソート「くそっ、分が悪い、ここはいったん退かせてもらおう。」 そういい今までとは少し違うエネルギー弾を放つ またエックスが相殺するためにチャージショットを放つ が、それが失敗だった ズガーン 相殺するかと思われたエネルギー弾はぶつかった途端大爆発を起こしたのだ ヘヴン「っくそ、奴はどこだ」 煙が立ち退いたときはもう現場にアブソートの姿はなかった。 ヘヴン「逃げられたか」 アクセル「いや、可哀想なことにあいつにはもう未来はないよ」 そういいアクセルは不適な笑みを浮かべた ヘヴン「どういうことだ?」 アクセル「直にわかるよ」 ヘヴン「?」     地下通路 アブソート「なんとか逃げ切れたか」 アブソートは、あの爆発が起きた時に地下通路に逃げたのだ アブソート「こしゃくなイレギュラーハンターめ、必ず破壊してやる」 アブソートはそう独り言を言ったはずだった。 次の瞬間までは ???「貴様達ごときにできるかな?」 アブソート「誰だ、どこにいる」 カッカッカッっと音をたてながらアブソートの目の前に姿を見せる アブソート「何だお前は?」 そこには赤いレプリロイドの姿があった ???「名乗る必要等ない、失せろ」 キイィン 言い終わったと思ったときにはもうセイバーで切られたあとだった アブソート「そんな…ばか…な…」 ???「とどめだ」 シュゥゥゥ…ズシュウゥン チャージバスターでアブソートを貫く アブソート「グワァァァ」 アブソートはズガーンっと音をたて跡形もなく破壊されたのだった。 そして赤いレプリロイドは、エックス達の方向へ歩きだしたのだった。
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