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あなたから離れたら
きっと
あたしは死んでしまうだろう
冷たくされても
意地悪されても
そばにいることを
拒めやしない
つかの間の腕の中が
あなたと唯一の逢瀬の場
あちらを向いた顔(かんばせ)を
触れることは、叶わないが
その大きな背に
そっと手を添えるだけで
体温を感じられる
それだけで
そばにいる気になれる
真実見れば悲しいが
目をとじれば幸せに……
そんなくだらない幸せを
感じるために生きている……
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