焔の剣

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夢を見ていた   あの日、かけがえのない人達を奪った炎が自分のまわりに燃え盛っている   熱いよ 熱いよ 熱いよ    炎の向こう側で誰かが叫んでいる   助けに行こう。だけど足が動かなうえに、息も苦しい。段々と意識が薄れてその場に僕は倒れこむ   助けに行かなきゃ…助けに…       「だけどお前には何も救えない」     俺の意識は完全に途切れる
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