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「ハナって前の携帯の番号覚えてるだろ?」
携帯を握っていたハナに、光志は一応聞いてみた。
「うん……」
「その番号に電話してみ? したら普通は、この番号は使われておりません、みたいなメッセージが聞こえくるでしょ。それが当たり前なんだけどよ、左手で右の肩を押さえながらその番号に何回も電話すると、あるとこに繋がるらしい……」
「本当に……? あるとこって?」
「おう、それがなんでもな、少女のとこに繋がるらしいんだ」
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