ひまわり

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真っ青な空 静かな波の音 聞こえてくるのは 「ちょっとルフィー!! アンタまた私の蜜柑食べたわね!!」 蜜柑畑で叫んでいるのは,この船の航海士・ナミ 蜜柑の手入れをしようと思い来てみれば,そこにルフィがいた。 何をしているのかと声をかけたら,彼はナミが育てた蜜柑を口いっぱいに頬張っていのだ。 「おうっ! ナミの蜜柑はウメェからな! もう一個くれよ!」 「誰がやるかーーー!!」 ヘラッと笑いながら言うルフィにナミはブチッとキレてしまった。 無理もない 大切に育ててきた蜜柑を何十個も食べられてしまったのだから。 「おい,ナミ。 ルフィは悪気があってやったんじゃねぇんだから許してやれよ」 今まで二人の様子を黙って見ていたゾロが助け舟を出した。    
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