昼寝

3/7
前へ
/260ページ
次へ
例え,前の夜が見張りだったとしても,ナミが昼間に寝ることは珍しい。 寝ているチョッパーを抱えて。 この心地よい太陽の温かさ。 そして,適度な風に静かな海。 さすがのナミも寝てしまったんだろう。 起こすのも何だか悪いので,ゾロはナミを後ろから抱きかかえるように座った。 「ん…ゾロ…?」 「わりぃ。起こしたか? 倒れてもいいように後ろに座ったんだが…」 「ううん,ありがとう。 私,寝ちゃってたのね。 ふふ。チョッパー見てたらつい」 そう言ってナミはチョッパーを見て微笑む。    
/260ページ

最初のコメントを投稿しよう!

412人が本棚に入れています
本棚に追加