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例え,前の夜が見張りだったとしても,ナミが昼間に寝ることは珍しい。
寝ているチョッパーを抱えて。
この心地よい太陽の温かさ。
そして,適度な風に静かな海。
さすがのナミも寝てしまったんだろう。
起こすのも何だか悪いので,ゾロはナミを後ろから抱きかかえるように座った。
「ん…ゾロ…?」
「わりぃ。起こしたか?
倒れてもいいように後ろに座ったんだが…」
「ううん,ありがとう。
私,寝ちゃってたのね。
ふふ。チョッパー見てたらつい」
そう言ってナミはチョッパーを見て微笑む。
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